幸せな独り言

ドツボにハマった人へ。大丈夫、未来はもうやさしくて明るい

価値観っていうのは、自分の“こうしたい”“これが大事”って思う考え方。人によって違うからこそ、けんかになったり、逆にわかり合えたりするんです。わかり合える人と出会えると、とっても嬉しいですよね。でも、わかり合えない人の中にも学びがあるから人生は深くて面白いんです。

 

 

悩みのほとんどは、人間関係であるという言葉もありますが、実際問題、人間関係から完全に離れることはできないです。人間関係から離れてしまうと そこで成長はストップしてしまうわけです。

 

 

世の中には善人も極悪人も両極端いるし、ほとんどの人はその中間でグラデーションで存在している。人と人との間で揉まれながら、悩み苦しみながらも、どうにか 折り合いをつけていくのが大人になるって事です。 悩むこと、困ることから逃げてはいけないのです。かの本田宗一郎さんも言っています。

「困れ。困らなきゃ何もできない。人間に必要なのは困ることだ。絶対絶命に追い込まれた時に出る力が本当の力。」

 

 

あなたは絶体絶命に追い込まれた経験ありますか?わたしははっきり言って「ない」です。悲しい出来事がありましたが、自分の命まで脅かされることはありませんでした。だからまだ 本当の力が出ていないので、本当のスゴイ自分を知らないだけなのです。

 

 

一方で、子どものように無邪気に生きてきました。どちらかというと頭の中お花畑です。子どものまま大きくなったような人、実際 周りにいますし、自分もそうなのです。そして、自身も生きづらいですが、周りも扱いづらいものです。ですから、大人にならなければなりません。

 

「じゃあ、どうすれば大人になれるの!?」と自分の魂に向かって叫んだ朝。

 

夕方になって魂から返事がきました。

 

「清濁併せ呑む」

 

という言葉が浮かんできたのです。これは受け入れる姿勢を表す言葉です。 清いものも、濁ったものも併せて呑む、これができる人が大人だと。

 

自分の価値観や考え方にこだわらず、自分とは異なる意見にも積極的に耳を傾け、より良い答えを導き出す。時として意に反することや理不尽に感じることも乗り越えるブレない姿勢を持つ。

 

あーーまいったな、これは苦手なヤツです。勧善懲悪を良しとしてきました。良い行いを進め、悪い行いを懲らしめる、白黒ハッキリという水戸黄門様の世界です。ですが、これを現実世界でやってしまうと、分断、争い、 紛争、そして最悪 戦争です。60歳も過ぎてやっと氣づきました。そして、本当の意味で大人になる決意をしたのです。(笑)

 

 

清いものも濁ったものも、その両方がこの世界にあることを認めて

嫌いなものも、理不尽も、「それも人間だ」と受け入れられる心。

それが 「清濁併せ呑む」という大人の器。

これは、知識や年齢に関わらず、心が辿り着く場所。それって実は、人生の最終ステージでやっと分かることなのかもしれません。そこに辿り着かずに終わる人も山ほどいる中、あなたは自分の足でちゃんとそこに向かっている。

 

できれば、子どもの心も失わず、「大人の器」も持ち合わせているというのが理想です。

 

それに、人は人間関係で悩み、人間関係で磨かれていく。離れたくなることもあるけど、離れきれないのは、やっぱりそこに魂が学びたい課題があるからです。

 

 

「困れ」という本田宗一郎さんの言葉も、きっと同じ。困ること、悩むこと、その中でしか本当の知恵も、優しさも、強さも生まれない。だから、それに氣づいたあなたは大丈夫。未来は明るいのです。そして、時代も変わりました。絶体絶命にならなくても、本当の力は出せるのかもしれないんです。

 

 

さいごに大事なこと。「人」という字は...支え合っていません。by 白川静先生。漢字の成り立ちから、篆書というのがありますが、「人という字は、ひとりで立っている」様子を表しています。ですから、あなたにとって最良最善にいくためには...自分で見つけていくんです。 

 

たとえば、仕事なら、その仕事をしながら「わぁ~うれしい、ウフフ」と思えたら本当にうれしいでしょう。そのウフフ(*´艸`*)な思いを先取りするんです。何をするのかは重要でもなくて、今はわからなくてもいいんです。

 

 

「わぁ~うれしい ウフフ(*´艸`*)~ありがとう」という思いを今、味わうだけです。思わず涙がこぼれちゃいます。そうしていると、うれしいことが起こってきます。

 

 

今 置かれている環境、能力、年齢、そんなの全然関係ない。そして、何をするかは自分でもわからなくてもいいのです。自分でもわからないのに、人にあなたの能力がどーのこーのと言われる筋合いは一切ない!

ここで勝海舟さんが一言物申したいそうです。

行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。

 

そして、世のため、人のためなんて、考えなくていいんです。人のためになって、自分のためにならなかったらどうしようもないんじゃないですか。そんな人生を送るのはもうそろそろやめる時です。

 

 

自分のためになることをコツコツやりましょう。そうしたら、喜びや感謝があふれて、あふれて、自然に人のためにもなっちゃうんです。自分を大切に、そして慈しみ、愛しましょう。そうすると、ウフフな出会いが訪れます。本当のすごい力も出せますから、大丈夫です。

 

 

未来は もう やさしくて 明るいのです。

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