目に見えないものを見る力とは、物事の本質を感じ取る「心の目」のことなのかもしれません。
目の前の人、つい「ああ、この人はこういう人なんだな」と判断してしまうこと、ありませんか?
でもちょっと待ってください。目に見える部分だけで人を決めつけるのは、映画の予告編だけ見て「つまらない映画だ」と決めつけるようなものですよ。
実はその人の背後には、何千年分のご先祖様のDNAや、過去世の記憶なんかがぎゅっと詰まっているんです。そして、その人が「今ここ」に存在していることは、それはもう奇跡の塊なのです。
さらに驚くべきは、その人を含めた世界のすべてを創造しているのは…なんと、あなた自身。そう、あなたが見ている世界は、あなたの心(意識)が映し出した「スクリーン」なんです。
そう考えると、嫌な人が目の前に現れたとき、「いやいや、こんなキャラを自分で登場させちゃったのか!」と笑えてきませんか? でも、それも自分の中に眠る未解決テーマや価値観を浮き彫りにするため。まさにその人は「人生の先生」なのです。
量子物理学も、なんだか小難しく言っています。「観察者が現実を創る」と。つまり、あなたが世界をどう見るかが現実を形作るわけです。
あなたが見ている世界はあなた独自のユニークな宇宙空間であり、二つと同じ宇宙は存在していないのです。
見方次第で天国にも地獄にもなる。逆に言えば、気に入らない人は、あなたの宇宙専用の特別キャスト。他の人の宇宙には存在しないかもしれないんです。
もし、人の欠点に目がいったら、「あれ?今、宇宙のバグでも探してるのかな?」と気づいてください。
他人を変えようとするより、自分の認識を変えるほうがずっと早くてラク。そして、その視点を変えると、あなたの世界はガラリと変容し始めます。
「目に見えない世界」に意識を向けると、人生は奥深い映画のようになります。謙虚さと感謝が自然と湧いてきて、目の前の人も世界も、愛おしく思えてくるのです。
結局のところ、真実は頭で考えるものではなさそうです。真実は心で感じるもの。あなたの直感や気づきは、真理の扉をノックしている証拠です。
見えない世界の「奥行き」を感じ取った瞬間から、あなたの人生は、ただのスクリーンを超えた壮大な「自分宇宙劇場」になるのです。さあ、ポップコーン片手に、心の目で世界を観てみませんか?